ワークショップ7回目

19:01、すでに練習室1には加藤くんと片岡さんの熱いジャンベセッションがこだます。
やっぱり音楽っていいな。うまくいえないけど、そのひとがどういう人かとか全然関係なくて、言葉もいらなくて、こころとこころがつながる。それって、すごく幸せ。とても言葉では表現することのできない感情ですよね。そんなセッションにひとり加わり、またひとり...、と気がつけば19:30。


ワークショップスタート!

最初に前回のワークショップで録音した曲を聴く。


なんともすごい!!再放送の時代劇のようだ!カラーなんだけど色あせて茶色がかった映像がうかぶ。そのうち妖怪がでてきそうな場面になった、妖怪大行列。お坊さんのお経が後ろの方から不気味にきこえてくる(小山さん、笑)。それでいて、時折はいるピロリロロという鍵盤ハーモニカ、なんとも不思議。次は、尺八の音とともに柳の木の下から、髪のながい女幽霊が登場。
とにかくすごい!!
太鼓の音が心拍数をあげる。妖怪たちに追われ必死に逃げ惑う。そこに女の叫び声!さらに心拍数があがっていく。とにかくすごい!!
次々に場面が浮かんでくる!なんてイマジネーションの膨らむ曲!


さて、'今日の担当:か'による実況中継がおわったところで(笑)。

次は、

以前、野村さんと片岡さんが作曲した'しょうぎ譜面'をわたしたちの解釈で演奏することになり、曲が①〜⑱の場面というか小節みたいなのにわかれていて、自分たちが演奏を担当する順番を決めてスタート。
'今日の担当:か'の出番は⑱で、譜面には何と書いてあったかというと、「しゅぱっぱ しゅぱっぱ(あ〜)」とかいてありました(笑)。イガリさんの譜面には「ハイハイハイハイ」と、川村さんのところには「疲れたんだよー」、あと絵が書いてあったり。いやはや、これを演奏するとどうなるんでしょう(笑)。
まわりの人が表現したのをうけながら、自分の感覚で表現。
トリだったわたしは軽く緊張しながら何をしたかというと、履いていたスリッパをとっさに手に持ち、「しゅぱっぱ しゅぱっぱ あ〜!」と叫びながら、床をスリッパで「しゅぱっぱ」のリズムでたたき、まわりの人が表現したのをすべてかき消し、立派にトリをつとめあげました(笑)。メンバーは爆笑。わたしにすべてもっていかれたと...。スミマセン(笑)。


その次は'声を使った表現'にとりくみました。
声にだす言葉を自分できめ(バフとか)、全員で順番にかさねていき、1周して自分のところに戻ってきたら違う言葉(ポロロンとか)にかえてというのを3周くらいしました。声は楽器とちがって、「こうしたい!と思ったのをストレートに表現することができてとても楽しかったですね。

そして、今日のメインディッシュ「歌をつくろう!」に突入。
みんなでそれぞれ短い歌詞を考えメロディーをつけてうたう。それを受けてとなりの人も歌っていき、メンバーを1周して作るというもの。できた曲を片岡さんが楽譜におこしてくださり曲が完成。できあがた歌詞は「はな おいしそう でも おかのうえ そら いっしょに ミッキー トイレのかたすみ しずかな たなのうえ とぶ」です(笑)。この歌詞からきまったタイトルが「ほうこうざい(フランス人なまりで発音)」
ブログをご覧のみなさまも、よろしければ写真の譜面をみて歌ってみてください。
トイレのかたすみにハマります(笑)。
わたしと片岡さんはワークショップが終わってもなお、練習室1をでてもなお、事務局までの道のりを歌いつづけました「トイレのかたすみ〜しずかな〜♪」と(笑)。

というわけで、今日も盛りだくさんで楽しいワークショップでした!


今日の担当:か