くのいちへの道〜身体から作る演劇〜2日目

今日のサブタイトルは「軸を研ぎ澄ます + パフォーマンス発表」


実は今日、始まりから、今までとはちょっと様子が違った。遅れてきて、そのまま参加者の輪に入ろうとした人に待ったをかける明神さん。今日もホワイトボードには、明神さんの綿密な計算に基づくカリキュラムがかかれている。
そして明神さんの言葉 「みなさんは、これから”お金を頂く”作品を作っていくんですよ」 「WSは、楽しみながらも、高い意識を持って真剣に取り組んでください」 「途中から入る人は時間通り進んで来た人のモチベーションを崩さないようにするべき」。。。。
この言葉の後、参加者は今まで以上にいきいきと参加してた。と思う。


で、今日やったことも、非常に濃い〜かった。メモ取ってないので抜けてるかも知れない(すいません)

1.仙骨ぐり
  寝て仙骨をぐりぐりする

2.プルプル船
  昨日と同じ。でも昨日と違うペアでやったらまた違った感覚。


昨日参加しなかった人に説明しながら、ってこともあり、ちょっと時間が押し気味。このあたりから、予定はしてたけどやらずに飛ばした項目が出てくる。


3.紙はさみ歩き鬼
  一枚の紙を膝のあたりで挟み、落とさないように歩く。紙を見ちゃダメ。真っ直ぐ前を見て!昨日の肉球歩きなどの応用。一通り歩いたら、鬼を決めて鬼ごっこ


4、正座ダッシュ
 昨日のあぐら立ち座りの応用。 まずは昨日みたいに中島さんの動きを察知しながらあわせて立ったり正座したり。。。膝をそろえてきれいに立つのは筋肉つかう。。。そして正座した状態から、スタートの掛け声とともにダッシュ。できるだけすばやくきれいに!


5.かけ声チョップ
 昨日の脱力「おかあちゃ〜ん」の応用。(かな?)  ボクシングのステップをしながら、二人組になり相手にチョップを繰り出す。面白いので半分に分かれて鑑賞しあった。攻撃モードだったり、ほんわかモードだったり。


(休憩)


6、蜜かけ
 二人組みになり、蜜かけ師役は、相手にどんな密が良いか聞いて、旋毛から手先、足先に密をかけてあげる。
 これが不思議とプルプル船に次いでリラックスできる。旋毛は気が流れ出すところなのでここからスタートするのだそうだ。


7、失神
 二組にわかれ、明神さんと中島さんから美しい失神の仕方を教わる。綺麗に音もなく失神するのは体力を使うのだ。
失神したら起き上がり月明かり(想定)に向かい歩き出す。というちょっとしたパフォーマンスを披露しあう。


8.目つぶりダンス
 目をつぶり、四角に区切った中を歩く。誰かに触ったらお互い触れ合って相手が誰だか確認。分かり合えたら身体のどこかを触れ合ったままダンスを踊る。これは必ず周りにいて監視してあげる人が必要。


(休憩)


9.舞踊写真から1分後を創作
様々な舞踊のヒトコマが映ってる写真が配られた。この写真の一分後という設定で何かを作る、というのがお題。
演劇、ダンス、パフォーマンス可。どこで発表するかを決める。始めと終わりがあること。演出の責任者がいること。音を使う。「ここを見せたい!」という個所を全員が把握していること。。。という説明後、4人一組になり創作開始。
.約5分後早速発表。
夕鶴の鶴が飛んでって打たれるのと、ダンス中に一人が倒れて皆で祈祷するのと、歌ったが合わずにシンクロナイズドスイミングに転向したのと、ショーの幕が下りてほっとしたらカーテンコールで焦るのと。以上4作品。
(読むだけだとわかんないだろうなぁ)


講評・感想。
明神さんからのコメントだけでなく、参加者同士が質問しあったり意見を述べたり。良い意味で厳しい意見もあったりするが、これも真剣度が増した所以かな。
ほんとは、一度講評受けた後ブラッシュアップして再演する予定だったが時間がなくてこれにて終了。
残念。他にもやらないでしまったのが随分ある。明神さん、是非いつかまた続きをやってください〜!


さて、ほぐしたり闘ったり軸を研ぎ澄ました2日間、私たちはくのいちに近づけたんだろうか〜
でも今日参加した人はモチベーションが確かに変わりました。

明神さん、中島さん。ありがとうございました。


そうそう、今度から、事情があって遅れる人は、講師の了解をもらってから入るようにしましょうね。

次回のテーマはいよいよ「音楽劇」です。楽しみですね。


野村さんが14日のブログにえずこのこと書いててくださってますので見て下さい。

み〜でした。