自主WS「いままでの流れと違うけど、既製の戯曲を読んでみよー」

今回ブログの責任を担うアープロのからは不参加だったので、ブログライターを外注しました。講師が自分で書いたのをからすがアップしてます。




本文)

ハムレット

参加者は予想を上回る12名。中には「シフトを変更してきました!」という人も…。

テキストは「ハムレット」と「ガラスの動物園」から一場面を抜粋。

まず「ハムレット」から読んで見る。今回使用したテキストは英文・対訳付き。中世英語と超難しい日本語で悪戦苦闘。
でもYさんが分かりやすく解説してくれるので、とても楽しく戯曲を読む事が出来ました。特に「Do not forget」とハムレットの父の亡霊のセリフは対訳では「忘れるではないぞよ」になっているけど、他に訳し方は無いのか?なぜDont〜ではないのか?と10代から40代まで幅広く意見を出しあった。
始めは「難しい〜漢字読めない〜」と言っていた私達は「難しいなら、少しでも分かるようにするなら、どんな読み方をすればいいのか?」を考えて、意見しながら、1行ずつ回し読みなどしながら少しずつ理解していった。すると「英語と日本語を両方やって、ニュアンスの違いを見て見たい〜」みたいな意見も出て来て、当初「こんな感じだからよろしく〜」
で終わるはずのハムレットが「もっとやりたい!」と言ってくれた事は本当に嬉しかったです。

5分休憩

後半は「ガラスの動物園編」ハムレットが言葉の世界ならガラス〜は感情の世界かもしれない。
登場人物は3人。ローラとアマンダとトム。上演台本用に書かれているので読みやすい。また、母親のアマンダと息子のトムの葛藤のシーンなので、参加者一人ひとりの中に重なる部分があったのではないかと思う。
「アマンダは母親の悪い所を集めた人だよね」
辺りから始まり「一生懸命なんだけど空回りしてる人」「実生活では言えないけど、彼女の様な気持ちにはなった事ある。」などなど。沢山の作品に対して共感の意見が出されました。するとK君が「続きはどうなるんだろ?」というので「プレ公演でK君がやった所〜」と言うと「そうなんだ〜!」と、目からウロコ状態になった。ようやく繋がりが分かったようだ。そうこうしているうちに九時半を回り次回の日程を決めて終了した。今回のワークショップは当初「あり得ない!」と一部の人から意見がありました。でも、やって良かったと本当に思います。次回のWSの日程の為に会社に電話してシフトを聞いていた人もいました。参加者のみなさん本当にありがとうございました。またよろしくね。次回は8/16pm7:00平土間。8/18pm7:00会議室。で「戯曲を読む会パート2」を行います。良かったら来て下さいませませ。
たかこ かおりでした。



以上)


自主WSが枝を伸ばす。
という面白い現象に遭遇しました。

特に9時半あたりに、
「WSの成果を倉品さんに見てもらうのもいいですね」という野村さんの意向を伝えてからの参加した人達の反応、熱の入った次回スケジュール設定は、途中を知らない僕からは予想外でした。


なもんで「自主WS」の可能性を新たに感じてます。

講師招聘のWSは多彩なジャンルに及んでハードルが低い。

とあらば、

自主は取り組んだ事を深める発想があってもいい。



横と縦。


タテとヨコ。



いろいろ皆で考えていきましょう。
自主WSのアイディアは引き続き募集しています☆


ちなみに31日はダンスの自主WSだそうです。
情報が来ないので広報できませんでしたぁm(__;)m