飛び込め!レクリエーション演劇

久しぶりのメンバーもちらほら。相変わらず遅れて来る人もいるけど来た人はストレッチを開始している。参加者の意識がそうやって少しずつ変わっていくといいね。


師わたなべなおこさん、アシスタント大西智子さんが登場。
自己紹介。劇団アナザーワールドでやっている「レクリエーション演劇」を体験するそうな。
お客さんとコミュニケーションをとりながら演じるものだそうで、「かなり変わってます」とのこと。
この時点では、どんなものか全く想像つかず、でも不安感はなくて、むしろワクワク感でいっぱい!!


ウォーミングアップ
今日は名札はなし。各自今日だけの呼び名を名乗りあう。それから、二人組になり握手。片方が目を閉じて、手の感触だけで自分のパートナーを当てる。目を閉じて遠くにいる自分のパートナーの所に声をたよりに近づく、などなどのゲームをやった。次にフルーツバスケット。何度かやった後、鬼になった人は何でも良いので思いついたキーワードをあげる。「ウニ」とか「ロックンロール」とか10個くらい出た。これは後で使うらしい。



さぁ、「レクリエーション演劇」を作りましょう。
基本は3つだそうだ。
1.小さな舞台(150cm四方)
2.観客参加型(お客さんを巻き込む、お笑いでいう客いじり)
3.観客の居方(お客さんがどこからどういう形で参加するか、参加しやすい型を考える)

お客さんとのコミュニケーションの仕方は
1)観客を見る、2)観客に話しかける、3)観客に触れる

どんな感じか、ってのを、ともちゃんがデモンストレーションしてくれた。
ほんの短い芝居だったけど、いやぁ、面白い!サイコー。
私たちもあーいうのこれから作るんだぁ、ワクワク!

3人ずつ4グループに分かれた。お題は「桃太郎」の好きな1シーン。
まずは30秒くらいまでの短いシーンを作ってみよう。そんだけ。

グループ名は自己申告で、船酔い班、ドンブリコ班、きびだんご班、アイムソーリ班。


とにかくやってみた。なおこさんが1班ずつコメントしてくれた。
たとえば、何の役なのか、台詞なり動きでちゃんと判るようにする、とか、小道具は全部観客にやってもらうと良いとか。でも、ストーリを観客に決めさせたり思い切ったことをする組もあり、観客の誘導の仕方が初めてなのにみんなすごい!って。。。。あらあら、なおちゃんたらノセるの上手!


次は、さっきフルーツバスケットの時出したキーワードを各グループくじ引きし、芝居にそれを入れて発展させる。
数分間練習後再演。

船酔い班:キーワードは「倉庫」 観客をそこまで動かすのかぁ(笑)
ドンブリコ班:キーワードは「空」 桃太郎に別話が混じってるよぉ(笑)
きびだんご班:キーワードは「かつおのタタキ」 駄洒落かよ(笑)
アイムソーリ班:キーワードは「ロビンソン」 おぃ、客連れて消えるのか(笑)


みんなあの手この手で観客を巻き込もうとする。かなり面白い。なんていうか。。。。こういうWS、楽しいなぁ。
なおこさんのアドバイスとコメントの後、次ステップへ。


今度はオープニングとエンディングをつけて、芝居を完結させる。
野村さんのWSの時の「てきすとの種」をオープニングに使う。1フレーズずつ書いた紙をくじ引き。
エンディングは必ず歌を入れる。何でも良いので歌うこと。
数分間練習後再演。

船酔い班アルプスの少女ハイジ。。。息が切れてるぞ(笑)
ドンブリコ班ウルトラマンたろう。。。太郎は太郎でも…(笑)
きびだんご班:兄弟仁義。。。魚と人間が兄弟(笑)
アイムソーリ班:日本むかし話。。。ちょっと不条理(笑)


そろそろ時間なので、野村さんへの報告のため各グループの芝居を簡単に画用紙にまとめて、本日終了。

なおこさんもともこさんも楽しい方だったし、短いシーンを少しずつ発展させていくやり方で無理なく楽しく
半日があっという間に過ぎた。
なおちゃん、ともちゃん、ありがとうございました。


参加してない人、どんなモノができたのかこれ読んで想像できないだろうなぁ。だって簡潔に書くの難しいんだもん。
でも、このネタは使えると思う。観客を巻き込む、っての、10thで是非どっかで使って欲しいデス。


それと、参加の仕方は、今のところはまだ、自分のできる範囲で、で良いと思う。
からすさんみたいに「アーティストに勝負をしかける、挑む」的な発想で臨むのも一つのやりかただけど、
積極的に参加できない事情の人もいるわけだし。
でもそんな気力や時間がない人でもとにかく楽しく参加して欲しい。
きっと作りこみ段階に入ってくると、また違った雰囲気になってくるような気がするんで。。。今は何も考えずにとりあえず楽しんでみる、ってのもありですよね。


確かにブログ書くのは時間がかかる。。。。「み〜」でした。