柏木さんが「どうしましょうか」と言いつづける訳は
〜今日と明日は柏木陽さんのワークショップ〜
相変わらずえずこに集う面々は「時間厳守」という意識はない。私も含めてだけど。
13時よりちょっと遅れて柏木さんの「じゃはじめましょうかぁ」の声で輪になる。
まずは柏木氏の自己紹介から。
そしていきなり「どうしましょうかぁ?」
暫し沈黙の後、何人かから意見。その中で「参加者は遅れる人も今日だけの人も明日だけの人もいるので突然入っても大丈夫なもの」との言葉に、柏木さん「じゃ大丈夫じゃないものをやりましょうか?」
。。。(^o^)丿 そうきたか。と思ってちょっとうれしくなった。
あ、結果もちろん大丈夫なものをやるので明日だけ参加の人安心して来てください。
さて、「先ず心と体をほぐしたい」という意見が出たので柏木さん講師で輪になってちょっとしたゲーム(?)開始。
おっと、その前に柏木さん、
「さっき「どうしましょう?」と聞いた時に皆さん困りましたね。緊張だったり困惑だったり、そういう居心地の悪さやネガティブな感情を忘れないで下さい。役者には大切なことです。心と体をほぐしてしまったらさっきの居心地の悪さには戻れませんよ。」
おぉぉ。そうきたかぁPartⅡ。メモしとこう。
ちなみに柏木さんはストレッチなんてしなくていいじゃん派だそうで(~_~;)
ほぐしゲームは、輪になって左右好きな方を向く、目が合えば入れ替わり。→左右どちらかの手を出して隣の人の手を掴む、二人ペアになれば抜ける。→2人ペアになり左手でじゃんけん。勝った方が右手で手を握る、負けた方は逃げる→それの発展形→1、2、3を交互に言う→「メンバーを変えて1,2,3の発展形数種類→掌催眠術。ってな感じ。
割と簡単なゲームだけど、徐々に発展するから飽きない。柏木さんのウィット含んだトークも楽しいし。
「感情は体全体」とか「困った後にアイディアが出る」とか色々教えてもらった。詳細書くと長くなるので省略。
次に、とりあえず前回までのWSでどんなものを作ったか、柏木さんに見てもらおう、ということで「相談所」をやってみた。段取りを追うので精一杯になった。
柏木さんが助け舟を出してくれた。「楽しかったですか?」・・・楽しくなかった人が多かった。
「同じことやってもつまらない。何故その時面白かったのか、を考えて伝えなければ」
全くでごぜぇます。φ(..)メモメモ
(独白)先日のブログに『この先えずこに来る講師に黙って引っ張られるでなく、勝負仕掛けて火花散らすのも手の一つ』とゆーのがあるけど、確かにそれは楽しい参加の仕方ではあるが私には勝負仕掛けるなんて荷が重いっす。まだ。
とりあえずきっかけは作ったかなぁ。
で、思いついたように柏木さんが次にやってくれたのは「ペア・ダンス」って言っても、台本自体は使わない。私たちで一からオノマトペ(擬態語)の「ペア・ダンス」を作っちゃった。
オノマトペって奥深ぁ。φ(..)今日はメモがいっぱい。
1.2人ペアになる。
輪になってイッセイノセで目が合った人同士。6組できた。
2.オノマトペを考える。
まず口にだして言ってみる、それを文字にする。ひらがなになってなくても可、つまり、「に゜」とか「も゛」とか。
3.タイトルを考える。
台本のように「ペア●」の●の部分に擬態語に合った漢字をあてる。
4.それを紙に書いて柏木さんに提出。
5.シャッフルした紙を引く。
6.引いた紙のタイトル+擬態語に動きをつける。
まずは腕だけの動き。腕の一部は常に触れ合ってる。
7.披露。
声は出さない。動きだけでタイトル+擬態語を表現。
(休憩)
8.グループ合体。
6ペアを3グループに。どことどこが組むかは皆で話し合い。
9.合体バージョンで動きを発展させる。
基本はさっきの動きだけど融合して新しいのを作っても良い。
10.披露(1グループずつ)
みんななんとなく出来てるじゃん。
11.全員で同時にやってみる。
ぶっつけでやったけどいい感じ(手前味噌?)
12.柏木さんのアドバイスを元に再度やってみる。
途中で他のグループの動作を真似ても良い。混じっても良い。
ペアの相手を変えても良い。でも必ずペアでいること。
自分の出る時と引く時は自分で決める。etcなどのちょっとしたルールをもらってやってみる。
えっと。自分じゃ見てないので、どんなものが出来たのか定かじゃないんだけどね。
楽しかったっすよ。ホント。それに芝居したこと殆どない私にとってはとても勉強になったし。
明日が楽しみだなぁ。
ちょこっとだけ予告(ネタバレ?)
柏木さんは仮面をいくつか持ってきてる。
イタリアの「コンメディア・デッラルテ」という仮面劇で使われるホンモノだそうだ。すげー。
あと手作りのかわいーのも。
明日はそれらを使って何かするといういのを考えてるらしい。
ていうかどうして欲しいのかはどんどん言いましょう。とのことです。
ちなみに終了後に「都合の良い人何人かで柏木氏を囲んで丸松でお食事をする会」をして、色んな話聞けてすごく嬉しかったんだけど、その中で特に嬉しかったのは、「どうして欲しい」というのは具体的にこんなのがやりたい、ってことじゃなくても良くって、例えば「私たちがかっこよく見える振り付け」とか「上手に聞こえる合唱」とか、そういう希望で全然OK。
だそうだよ。
私たちなりのアドバンテージが引き出せればもっと10Thは面白いだろうね。
んじゃ、明日もよろしくです。
「み〜」でした