10周年自主ワークショップ「音楽劇を作ってしまおー(^0^)/」☆の続

4日の続きです。

各シーン制作開始☆




あり?皆真面目だなぁ、と思うのは、とりあえず台本の読み合わせから入ってる。


そかぁ、テキトーでも何とかなると思ってるのは僕だけかぁ(^_^;)



台本1番。ペット吹きi君と、プレ公演は見ただけの、26日の会議から参加の新人t君。

台本は理解しつつ辿りつつも、ペットと踊りで表現したい、との事。
どーぞどーぞ!本番はどーなるかは知らないにしても、今日の所はシーンの色に変化がつくので、台詞無い班があっても大歓迎☆


台本2番。尺八のiさんとギターのk君、と筆者。
互いの台詞に互いの楽器を重ねるやり方をとるそうな。


台本3番。サックスのrちゃんと、役者ベースのブルースハープ吹きk君。
rちゃんサックスを放棄して台詞を読むのを、k君ブルースハープでBGM。それがだんだん加熱する。


台本4番。役者ベースのaちゃんmちゃん。
他が異色なので、ここはフツーに演技してもらってもいいか知れない☆


台本5番。役者ベースのmさんとギターd君。
役者同士のやり方だけど、片方はギター又はピアノ、と楽器を離さない。






班分けしてから1時間。4時15分。平土間に集合してじゃんけん。勝った班から順に演技。
それぞれハケ方は決めているので、前の班のハケを見て次の班が出を設定する。

3番1番4番5番2番の順に決定。

で、5つの台本が何となく繋がりましたぁ☆





☆☆☆休憩☆☆☆






で、17時。



ここからが大切☆


とりあえず繋いだだけではただそれだけ、の事なんで、この流れにしっかりしたストーリー、論理意味付けをして、皆が
「自分達はこーゆー表現をしているんだ」
という共通認識を持たないと、見ている人に伝わらない物になる。




なもんで皆で考えよー☆






シーン1は、かい摘まんで言うと、
ブルースハープは所在なさげだし、台詞も2人のシーン用の台本を一人で一生懸命読んでいる、


ってな具合に見えたので、


「台本にまだしっかり入れていない劇団所属のお姉ちゃんが、頼りない弟のブルースハープをBGMにして一人芝居の練習をしている」

って事になった(^_^;)


ので、その事が伝わるよーに、

「もう、そんなんじゃ全然ダメじゃん」
「仕方ないだろぉ!こんな事急に言われたってさぁ」
「ダメ、あんた使えない」
「何だよぉ、それ‥



ってな具合の台詞を足す事になった。



おー見える見えるそー見える!(^0^)/




次のシーンは凄かった。


元になった1番の台本ってのは、
「ある家族が女と出会い、林檎を渡される事を通じて命の問題を説かれる」

の、だけど、

台詞をほとんど入れずに進むそのシーンは、どこからどー見ても、


「あまり多くを語らない(いや、一言も喋らない)ペット吹きの練習中に、ダンスしながらモーションかけにくる同姓愛の男」




にしか見えなーい!


ちなみに先の文章で、踊りながら、と書いたのを、ダンスしながら、と書き直したくなるよーな‥ああぁ、何か変わった色の薔薇の花がステージに咲き乱れてるぅー!



恐るべきはt君!キワいキャラが思いっ切り立っている!
僕は今年になってこれ程までに、笑いを堪えるのに体力を消費した事がない!


全員身もだえしながら‥
「お腹痛いよ〜(^O^;)」



なもんでここは、
「シーン1から時間が経って、頼りない弟君は成長して、楽器をブルースハープからトランペットに持ち替えて、姉と同じく劇団に所属して活動している。ある日の練習中に同じ劇団員の同姓愛者と稽古中に2人きりになってしまった。構われて多少ウザいけど、貴重な稽古時間なので距離を保ちながらも、そのまま過ごした。」


はい、皆すごく納得☆


頼りない弟君が成長してペット吹きになった、ってのを表現するのに、

シーン1で使ったブルースハープを、i君が出てすぐに一吹きして、過去を思い出してニヒル(死語)に笑う、
ってのをやってもらう事になった☆



大爆笑、どっかあぁぁぁーん!!!(^○^;)

i君もキャラ立ってきたぞぉ☆


シーンの最後に同姓愛のダンサーは、
「死のうと思わなくても、生きてるものは死ぬんです」
とだけ言う。


な〜んか、
☆生きてるうちに恋せよ男☆
って感じでしょーか?

でもシーン途中でt君の渡す林檎をi君は一口食べているので、完全な拒絶はしていない微妙ょ〜な距離感が、いいねぇ〜(^_^;)



シーン3、台本4番は、
「男にだらし無い母と、それを咎める娘との喧嘩」


‥なんだけど、


どう見ても、
「男女の痴話喧嘩」なんだなぁ‥(^_^;)

あり?次のシーン4は、
「その女医さんを口説きたいチャラ雄君が、眼科で検診を受けている。女医もそれを悪く思ってない。いつか2人は診察を通じて微妙にいちゃつき始める」

ってのが見えたので、

じゃあシーン3は
「女医さんと浮気しようとしているのがバレそうになっていて手を替え足を替えて言い繕っているチャラ雄君と、それを責める彼女」

という事に落ち着いた。


シーン3中に
「厚化粧のあけみ」と出てくるんで、シーン4の女医さんは「あけみ」と名前が付いた。この音楽劇中で唯一名前のある配役になった。


するってぇと、このチャラ雄君はペット吹きでもおかしくない、って事になって、
「稽古とステージと同姓愛者には冷静だが、女には極めてだらしなくチャラい男」
である事が判明した(^o^;)



これでいいのだ!!(^0^)/




さて、シーン5台本2番。
ギター弾きと尺八奏者の淡々とした台詞と演奏のやりとり。


終わりに相応しい強さが欲しいって事になったので、全員出るようにした。

シーン4が「どこですか?」と捜す事を匂わせて終わるので、それを受けて皆捜し物をしながら出る事になった。

k君の「思い出せよ」で、全員捜すのを止めてその方向向いてそのまま静かに立つ。

シーン中の

「真実」
「真の実」
「あなた次第」

を全員で復唱。

シーン最後の「母さんの真実が入っている」

から、僕らは口々に先の3つの台詞を唱えながらハケる。

ギターと尺八の演奏が終了。

幕。






6日のブログへと続きます。