音楽&演劇「脳みそがアフロ〜声からはじめる音楽劇Ⅰ〜」

本日から3日間、講師は柏木陽さん、尾引浩志さん、そして、予定より2日早く野村誠さん。



初っ端からヤラれた!
尾引さんが持参したいろいろな楽器をまずは演奏してくれた。
ホーメイ口琴に聞きほれること暫し。聞いた人、すげー得したよ!


この3日間で、(1)合唱曲(の原型)をつくる。(2)声を使った音楽劇をつくる。というのが目標。


まずは、尾引さんの声をみんなで真似する。
尾引さんの声はホント楽器そのもの。よく見ると顔全体、体全体を使っている。
次は柏木さんの声をまねする。ため息、溜めて溜めて。。。。肺活量試されるのか?みたいなカンジで、これがなんとなくウォーミングアップになった。


次、柏木さんは「声で演じる人」。尾引さんは「声で音楽を奏でる人」。ということで、柏木さんと尾引さんとのアドリブ掛け合いが始まった。
これがまた絶妙。参加者大爆笑!!
後に、これが「カシワギオビキ」という一つの音楽劇のタネになる。。。。読んでる人覚えておいてね。


次は「大人の椅子取りゲーム」
尾引さんの説明。椅子は部屋中にランダムに置く。鬼は好きな声を出しながら好きな歩調で空いてる席まで歩く。近くの人はその椅子に座らせないように鬼と同じ声と歩調で椅子を取る。最後に座った人が次の鬼。

途中で鬼を2人に増やしたりして、大人から子供まで暫し夢中になりゲームに興じる。
最後、負けた人2人が×ゲーム「カシワギオビキ」をやってみる。本家柏木さんと尾引さんからマジメなコメントつき。あら、なかなかできるもんじゃん。とこのとき野村さんは思ったらしい。


休憩後、尾引さんの声を真似る、というのを再びやった。
声と体がほぐれた後だからなのか、参加者は、尾引さんの声をちゃんと聞いてから真摯に(?)真似ようとしてる。


そして本日の最後は「たけやぶやけた」のアンサンブル。
1拍ずつタケヤブヤケタを繰り返す。次に1拍に2文字ずつ。慣れたら次は1拍に4文字。
なかなか言えないもんだなぁ。。。。暫し練習。
グループに分かれてセッション。

タ    ケ    ヤ    ブ    ヤ    ケ    タ
タケ   ヤブ   ヤケ   タタ   ケヤ   ブヤ   ケタ
タケヤブ ヤケタタ ケヤブヤ ケタタケ ヤブヤケ タタケヤ ブヤケタ

楽器を持ってる人は「タ」のところで音を出す。


以外に面白い。明日はこれの延長をするのかなぁ。

あー、今日は「声」で遊んだ〜。
明日以降、「声を使った音楽劇」に向けて本格始動ってカンジかな。


今日は野村さんは、前面で何かやる、ということではなく総合ディレクターらしく(?)所々声をかけて進行を引っ張る、というカンジだった。


最後、みんなでディスカッション。

「今まで出たものを本公演に向けてブラッシュアップして構成するとのことだがどんなものになるかある程度分からないと皆が不安」という声があがった。

今までのWSをどう本公演に生かすか、これを判断するために今回野村さんはえずこに来たのだ。
なので、確実に次回からはある程度方針が出るのでみなさんご安心を!


そして、「面白いんだけど、何やってるかわからない」という意見。

ここで、柏木さんがやおら立ち上がりかく語った。えっと。ちゃんと記憶できてないんだけど(汗)
「わからない、には3つある。1つはビジョンがわからない。これは野村さんが今回考えているとのことだからそれを待てば良い。2つは、それぞれのセンテンスで何を表現してるかわからない。これは参加者の技術を磨けば良い。3つ目はストーリーがわからない。これは要注意。ストーリーに安易に頼るのは危険。」
それから「東洋の魔女は回転レシーブを習得するとき誰もが何やってるかわからなかった。いつか、「このためにやってきたのかぁ」とわかる時がくる。」
と、さすが柏木兄貴!!納得しやしたぜ。


それから、今は設計図書いてる段階。
なので、こんな素材はどうだろう、という提案はどんどん出す方が良い。
楽器はできるだけ持ってきた方が良い。 とのこと。


野村さん、柏木さん、尾引さん、ありがとうございました。

てゆーか、ホント今頃書いてすみません。       み〜でした。