【役者】2月28日(火)

ezukohall2006-02-28


今日のひとことイクターマンその1:「LOVE AGAIN」ってなんだろうか?みんなにもう一度考えてもらいたいんです。えずこホールが10周年ということで、またこれからみなさんに「もっぺん愛して」っていうのもあるし、いろいろな意味が考えられると思うんです。芸術の世界はどこにも起源がないのでどれが正しいというのはないのですから。

今日のひとことイクターマンその2:演劇は人と人とのつながり、いわば気持ちのぶつけ合いで作り上げていくものです。喜びや怒り、悲しみや笑いのように、いろんなことを貯蔵庫のようにためこんでいるのが人間なんです。ゆえに、ここにいる皆さんもそれぞれいろんな人生をもっています。その気持ちをお互いに分かち合おうよ。そうしてできあがるのが「劇場」なんです。その気持ちを大事にしよう。

いきなり、ひとことイクターマンをいただきました。昨日の稽古では、みなさんの心に響いていたことと思います。とても熱い言葉ではなかったでしょうか。

さて、1日あいた後の28日の稽古でしたが、見学の方なども含めると、40人を超える数が参加して行われました。

最初は、広域講堂と平土間ホールに分かれ、「ガラスの動物園」と「さむえぃ」の練習が行われました。
その後、もう一度講堂に集合し、「柴農V」の冒頭からほぼ通しで稽古しました。コスギさんをいれての稽古は、初めてだったんではないでしょうか(私の記憶の範囲ですが)。登場人物がとても多いこの場面なので、
・ 一人ひとりの動き
・ いつもと違う一日の始まりを、それが何かはわからないがそれぞれが持っている
・ それぞれのその想いが、最後に爆発する一点へ向かって進んでいく時間の共有
・ コスオの動きとみんなとの呼吸、タイミング

などを生田さんや矢内原さんからの指導で、確認しあいました。

残すところあと10日あまり。稽古場もさらに緊張感が高まってきました。それぞれが体調を管理し、ベストな状態で本番を迎えられるといいですね。

(事務局から)
残り10日あまりです。がんばってチケットを売りましょう。劇場は役者やスタッフだけの力では成り立ちません。観客との一体感をもって作り上げるものですから、できるだけ多くの方に見ていただき、より素晴らしい作品を残しましょう。よろしくお願いします。

◎チケットご希望の方はえずこホール(0224−52−3004)までお問い合わせください。

以上
(今日の担当:TOSでした)